“M’DRIVE” リニューアルにあたり登場した「あっき〜の覗き部屋」
このコーナーでは、大黒摩季をオーディション当時から見てきた長老、わたくし“あっき〜”が、彼女の30年に渡る活動や日常の中から、皆さんがふだん目にすることのない貴重な姿をのぞいて、ご紹介していきます。

初回はこの“M'DRIVE” について…
皆さんはいつから始まったかご存知ですか？
実は“エムドラ” の前身 “JEAN#M” が出来る少し前に発行したファンクラブ会報誌「B.B POOL」創刊準備号が始まり。この準備号を読むと「ようやく2月10日にニューシングル “チョット“ がリリースされました。」とあるので、何と1993年のこと。

デビューして１年ほどでファンクラブができ、かれこれ2023年には30周年を迎えるんですね。

この頃はまだインターネットなどなく、携帯電話もほんの一部のエリートが持つ弁当箱みたいな重いもの。一般的には「あなただけ見つめてる」の歌詞に出てくる「ポケベル」が主流で、連絡が欲しい時に相手のポケベルを鳴らし公衆電話から掛けてもらうという、今の時代では想像も付かないような面倒臭いコミュニケーション手段が最新のものだったのです（笑）。

だからこそ、いわゆる雑誌スタイルの会報誌は、ファンにとってアーティストに関わることだけが掲載されている一番充実した紙メディアだったのです。

で、その “創刊準備号” は、まだほんの数ページですが、直筆のメッセージがあったり、ポエムがあったり、大黒摩季らしさが盛り込まれた内容になっています。その中に “APPROACH M” という質問コーナーがあり、もちろん30年近く前のことなので、今とは違うことも言ってたりしますが、こんなことを思ってたんだ！と、今でもなかなか面白く読めます。

例えば、「◆好きな色→セルリアン・ブルー、白」と答えていますが、今だとターコイズ・ブルーじゃないですかね。でも、色の系統的にはブレていませんね。
あと「◆好きな異性のタイプ→岩みたいな人、ジャングルでも生きていけそうな人」。これも、表現は違ってるかもしれませんが、今もブレてないように思います。
一番ウケたのが「◆ 自分を一言で表現すると→スポンジ」。どう捉えたらいいのか悩みます…（苦笑）。

ということで、今回は、その「B.B POOL 創刊準備号」の誌面を紹介します。
「私は当時からのファンクラブ会員です！」という方は是非コメントで教えてください！